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扁平疣贅〔へんぺいゆうぜい〕について

 

扁平疣贅〔へんぺいゆうぜい〕というのをご存じですか?

 


 

 

扁平疣贅というのはイボのことです。

扁平疣贅はウイルス感染によっておこる皮膚の病気です。

顔や腕にできやすく、かゆみや痛みなど自覚症状はほとんどありません。

子供からお年寄りまで幅広い層で見られますが、特に女性の顔から首に多発することがあります。

その見た目からシミやニキビなどと勘違いしてしまうこともあるので注意が必要です。

 


 

〔原因〕

パピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスの感染が原因です。

ひっかき傷やひげ剃りなどによる小さな傷口から感染します。

 

【ヒトパピローマウイルス(HPV)について】

  ヒト乳頭腫ウイルス

  200種類以上の型があり、型の違いにより病気や感染部位、悪性度が異なります。

  HPVが引き起こす代表的な病気には、扁平疣贅以外にも尋常性疣贅。尖圭コンジローマ、子宮頸がんの一部などがあります。

 


 

〔症状〕

・肌色〜茶色の発疹で平たく盛り上がっている

・盛り上がったものがいくつか集まってできている

・線状の発疹が見られる

 

  ケネブル現象:患部を掻いたりすると隣接する正常な皮膚にウイルスが感染し、掻いたあとに沿って線状に発疹が拡がることがあります。

 

 

 

 


 

〔治療〕

免疫に作用する内服療法

凍結や焼灼で感染細胞を破壊する外科療法

などがあります。

これらの治療を組み合わせて行うこともあります。

再発したり、治療期間が長期にわたることもめずらしくありません。

根気よく治療を続けましょう。

 


 

〔日常生活で気をつけること〕

偏平疣贅はウイルスが原因のため、うつる可能性があります。

皮膚が荒れているときは特に注意が必要です。

 

・衣類やタオルなどの共用は避けましょう

 

・皮膚への刺激は避けましょう

  無意識に患部を触ったりこすったりしてしまうと、発疹が広がってしまうことがあります。

  顔の産毛処理・眉毛剃りは避け、ヒゲ剃りは電気シェーバーを用いて優しく行いましょう

 

・皮膚はこすらないように洗浄し、保湿しておくなど、適切なスキンケアをしましょう

 


 

〔偏平疣贅と間違われやすい顔の皮膚変化〕

 

脂漏性角化症〔しろうせいかくかしょう〕(老人性イボ)

色素性母斑〔しきそせいぼはん〕(ホクロ)

汗管腫〔かんかんしゅ〕

肝斑〔かんぱん〕・雀卵斑〔じゃくらんはん〕

ざ瘡(ニキビ)

稗粒腫〔はいりゅうしゅ〕

 

など顔には偏平疣贅と症状が似ている皮膚の変化がたくさん存在します。

それぞれ適切な治療法が異なります。

間違った治療をすると、症状を悪化させてしまう場合もあります。

 


気になる症状があれば、ご自身で判断せず、

早めに医療機関を受診しましょう。