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ACNE

にきび(保険診療)

にきびについて

にきびとは、毛穴にたまった皮脂によって炎症が起こり、隆起している状態のことです。軽微なものなら放置しても自然治癒しますが、跡が残るほど程度が重いものもあります。
思春期から青年期にかけて、ひたいやほほ、口の周囲、下あごなどにできることが多い特徴を持っています。ただ、顔だけにできると限定されているわけではなく、背中や胸にできることもあります。
医療用語としては「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれており、一般に言うニキビと吹き出物を指しています。

当院の治療法について

  • ニキビの皮膚科光線療法を行っております。ニキビの原因であるアクネ桿菌は皮膚および毛包の皮脂分泌の多い部位に住みつき、皮膚病を生じさせます。主にニキビです。このアクネ桿菌はホルフィリンという物質を生産することが知られています。このアクネ桿菌がライトにさらされると、光学的にポルフィリンが活性化され、活性酸素を放出し、アクネ桿菌は破壊され殺されるのです。これが光線療法の原理です。また光線療法はコラーゲンを作る繊維細胞の活動を高め、コラーゲン修復再形成に効き、ニキビの痕もキレイになります。また光線療法に用いるライトには、老化した皮膚の若返り、美肌にも効果ありとされています。

  • 外用治療

    外用過酸化ベンゾイル製剤

    外用薬としてニキビの原因となる菌の増殖を防ぎ、毛穴の詰まりにも作用してニキビの初期状態であるコメドにも効果を発揮します。また、初期状態だけでなく酸化や炎症を起こした状態にも作用します。

  • 外用レチノイド

    ニキビには前段階であるマイクロコメド、初期段階の白ニキビ、酸化が進んだ黒ニキビ、炎症が起きた赤ニキビなどの段階があります。外用レチノイドは毛穴の詰まりを防止して、ニキビのどの段階にも効果を発揮します。

  • 抗菌薬

    当院では抗菌薬として、アクアチムクリーム1%、ゼビアックスローション2%、ダラシンTゲル1%などを使用しています。炎症を起こした状態である赤ニキビに特に効果を発揮します。

  • 内服治療

    抗菌薬

    赤ニキビに効果が期待できる飲み薬です。中等度以上のニキビで服用します。

  • 漢方薬(飲み薬)

    目的に応じて色々な飲み薬を補助的に使用することがあります。

  • 皮膚科光線療法

    クリアライト

    クリアライトは、皮脂分泌を適切な量に抑えることでニキビの治療をしていきます。殺菌効果もあり、赤みや腫れ・炎症を抑制することが期待できます。

  • 保険外診療について​

    保険適用のあるお薬では刺激が強いなどの理由で使えない場合や、それだけでは満足のいく結果が得られない場合などがあります。
    そういった場合に保険適用外でご紹介できる治療があります。​